ハワイ、米国本土からの渡航者数が劇的に増加。日本からの渡航者も徐々に拡大。5月・6月統計。

観光情報

ウィズコロナ時代の旅について考えるミッドパックの旅行情報サイトです。ハワイ州産業経済開発局とハワイツーリズムオーソリティは2021年5月と6月にハワイを訪問した渡航者数を発表しました。新型コロナウィルスの影響で渡航者が激減した2020年と比較すると、ハワイを訪れた渡航者は劇的に増加していますが、コロナ前の2019年と比較するとまだまだ物足りない数字です。

ハワイ観光統計一覧

<2021年5月>

渡航者居住地渡航者数2019年度対比
日本1,312人1.2%
米国西部418,956人108.0%
米国東部193,501人97.1%
カナダ564人2.1%
その他海外からの渡航者15,347人14.1%

*その他海外:主にグアム。その他にアジア・ヨーロッパ・ラテンアメリカ・オセアニア・フィリピン・太平洋諸島など

<2021年6月>

渡航者居住地渡航者数2019年度対比
日本1,859人1.5%
米国西部521,796人115.2%
米国東部247,382人103.0%
カナダ627人3.3%
その他海外からの渡航者19,390人18.0%

<<資料提供:ハワイ州観光局公式ポータルサイト allhawaii (オールハワイ)>>

日本人旅行者について

  • 2021年6月にハワイへ渡航した日本人渡航者のうち、国際線で到着した人数は1,644人、米国内から国内線で到着した人数は215人でした。
  • 約95.4%の日本人渡航者は旅行会社経由ではなく、渡航者自身で旅行手配を行いました。
  • 滞在先は46.5%がホテル利用、20.8%がコンドミニアム利用、その他は知人宅・タイムシェア・レンタルホーム利用など。
  • 2021年1月~6月までの総渡航者数は7,448人(2019年対比99%減)

ハワイ旅行、今後の展望

2021年10月以降、日本航空とジップエアはハワイ便の増便を決定しました。世界に先駆けて、秋以降ハワイマーケットは徐々に復活すると航空会社や旅行会社は期待しています。しかし、現在も日本の水際対策(帰国後14日間の自宅待機)は継続中であり、コロナウィルス感染が拡大する中、当面は解除の見込みが立たない状況です。また、往路・復路で取得が必要なPCR検査陰性証明書は、総額で5万円以上の費用が必要になり、よほど時間とお金に余裕のある人以外はハワイ旅行を計画することができません。ワクチンパスポート(ワクチン接種証明書)の進展と歩調を合わせ、これらの課題を一つ一つクリアにして行かない限り、渡航者数の増加は見込めないでしょう。

ジップエア、JAL(日本航空)ハワイ路線増便へ。ハワイ路線就航各航空会社が10月以降の運航スケジュール発表。

海外渡航情報は絶えず変化しています!

新型コロナウィルス感染状況の変化により、日本のみならず、世界中の国々が頻繁に隔離政策や出入国情報を変更・訂正しているのが現状です。当サイトでは最新の情報をお伝えするべく、日々情報の更新を行うよう努めておりますが、各国政府の政策発表がその更新スピードを上回るケースも見受けられます。実際に海外へ渡航する予定のある方は、外務省・厚生労働省・法務省・在外日本国大使館・JETRO・JICA・各国の政府観光局・利用予定航空会社などが発表する最新情報を必ず確認していただき、絶えず情報を修正することを強くお勧めします。理由の如何に関わらず、当サイトに掲載されている情報によって生じるいかなる損害についても、編集人および運営会社は責任を負わないものといたします。

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