フィリピン入国時の陰性証明書取得義務が免除へ

出入国情報(海外)

ワクチン接種3回以上で、フィリピン入国時の陰性証明書の取得義務が免除へ

フィリピン政府は、これまで義務化していた出発48時間以内に取得が必要だった陰性証明書の提示を、ワクチン接種を3回以上完了していることを条件に免除する旨発表しました。2022年5月30日以降、フィリピンへ入国する渡航者は3回以上ワクチン接種を完了していれば、日本出発前に陰性証明書を取得する必要がなくなります。

フィリピン政府の発表内容

原則として、フィリピンへ入国する外国人は出発48時間以内に検査したPCR検査陰性証明書か、出発24時間以内に検査した抗原検査の陰性証明書を取得する必要がありました。2022年5月30日よりその条件が緩和され、下記の条件を満たせば陰性証明書の取得義務が免除されます。在フィリピン日本大使館からの情報は、こちらを参照してください。

18歳以上の外国人

ファイザー・モデルナなどのワクチン接種を2回完了済で、更に1回以上のブースター接種を完了した者(つまり3回接種完了者)

12歳から17歳の外国人

ファイザー・モデルナなどのワクチン接種を2回完了した者

12歳未満の外国人

同伴する両親もしくは保護者が3回以上接種完了済の場合は、ワクチン接種の有無は問わない

海外旅行保険の加入義務も免除へ

外国人の入国要件として、海外旅行保険への加入も必須でしたが、こちらも不要となりました。ただし、フィリピン政府は海外旅行保険への加入を強く奨励しています。

【2022年最新版】フィリピン、日本人に対する観光目的の入国を隔離措置なしで再開へ

海外渡航情報は絶えず変化しています!

新型コロナウィルス感染状況の変化により、日本のみならず、世界中の国々が頻繁に隔離政策や出入国情報を変更・訂正しているのが現状です。当サイトでは最新の情報をお伝えするべく、日々情報の更新を行うよう努めておりますが、各国政府の政策発表がその更新スピードを上回るケースも見受けられます。実際に海外へ渡航する予定のある方は、外務省・厚生労働省・法務省・在外日本国大使館・JETRO・JICA・各国の政府観光局・利用予定航空会社などが発表する最新情報を必ず確認していただき、絶えず情報を修正することを強くお勧めします。理由の如何に関わらず、当サイトに掲載されている情報によって生じるいかなる損害についても、編集人および運営会社は責任を負わないものといたします。

特集記事

最近の記事

  1. JALとANA、2023年8月以降の燃油サーチャージ発表。2社間の料金乖離が鮮明に。

  2. ANA羽田空港国際線、第2ターミナルの運用再開へ

  3. 米国、入国制限解除へ。ワクチン未接種者も入国可能に。

  4. 日本の水際対策、緩和から撤廃へ。ワクチン未接種者も陰性証明書不要に。

  5. JALとANA、2023年6月以降の燃油サーチャージ発表。1段階値下げへ

  6. 【2023年4月最新版】東南アジア7カ国、入国条件・検疫制限について

よく読まれている記事

  1. 1

    日本の空港。空港施設利用料の消費税区分について

  2. 2

    免税タバコ、2021年10月1日より免税範囲(免税数量)改定。日本帰国時の免税タバコの持ち込みには注意が必要。

  3. 3

    【2022年8月最新版】海外から羽田空港へ到着時の検疫審査の流れと所要時間について

  4. 4

    タイ・バンコク、入国制限緩和へ。11月1日より日本人も隔離措置なしで入国が可能に。

  5. 5

    【2022年11月最新版】愛煙家必読!東南アジア諸国喫煙規制一覧

  6. 6

    羽田空港 国際線ターミナル(第3ターミナル)の今 空港内店舗の営業状況について

TOP