フィリピン航空・セブパシフィック航空、2025年8~9月の燃油サーチャージ発表

フィリピン航空およびセブパシフィック航空は、2025年8~9月発券分の燃油サーチャージを発表しました。
国際的な原油価格の変動を受け、両社の料金にも変化が見られます。旅行や出張を予定している方にとって、費用の見通しを立てるうえで重要な最新情報となります。
2025年8月~9月発券分の燃油サーチャージ確定
2024年8月~9月発券分より、日本-フィリピン間の航空券にかかる料金が改定されます。現行の片道10,500円から7,200円へと大幅に値下げされる予定です。
なお、この金額は片道あたりの金額であり、別途燃油サーチャージや航空保険料(特別料金)として700円が加算される点には注意が必要です。渡航を予定している方は、費用の変化を事前に確認しておきましょう。
今後、燃油サーチャージは値下がりするか?
外国為替レートは6月下旬現在で1ドル=143円~145円台のBOX圏で推移しています。
今後、外国為替レートが130円台後半~140円台前半の円高傾向で推移すれば、10月以降の燃油サーチャージは値下がりします。
しかし、イランやイスラエルでの紛争など中東情勢が揺らいでいるためジェット燃料代が高止まりする可能性が高く、一層の値下がりは期待できません。
燃油サーチャージは二つのファクターで大きく変動します。一つは外国為替レート、もう一つはジェット燃料代です。
円高+ジェット燃料代の下落が続かない限り、燃油サーチャージが今秋以降下がる可能性は低いものとなります。